白木蓮が咲きました

３月に咲くハクモクレンは、すっきりと白い大きな花です。

ご近所の南向きの一角で、早くもハクモクレンがほころび始めました。
この大きな花が、ほうわりと開く様はバラや牡丹にも負けないと思っています。
青い空に向けて膨らむ蕾は、陽ざしを受けて白く透き通り、本当にきれい。

特に咲き切る前の少しだけしんなりした花は、優美な曲線を描いて
神の御業もかくやという優雅さです。

神は細部に宿りたもう※、と言った科学者は誰だったかな、忘れましたが、
人工物ではなかなかこうはいきません。
日々の自然の営みの中にこそ、という思いを強くするひと時でした。

★

※「神は細部に宿る」とは、個人的には「自然科学を突き詰めていくと驚くような
高次なシステムによって動かされている。このシステムは人知以上の存在が作った
としか思えない＝神の御業」というニュアンスだと思っていたのですが、今回ググると
色々と違っていました。

＜神は細部にやどる＞をネットで検索してまず出てきたコラムには、
「元々はドイツの美術家や建築家から生まれた言葉だそうです。
これはディテール（細部）にこだわった丁寧な作品には作者の強い思いが
込められており、まるで神が命を宿したかのごとく不朽の作品として生き続ける。
と言うような意味だと思います。」とあり、ちょっとビックリ。

細かいところまで突き詰める、というニュアンスの内容がずらりと並び、
自分が思っていたような内容ではありませんでした。。。あれ？