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姫路城(国宝)を見てきました~ヽ(´▽`)/

 もん3
姫路城(国宝)を見てきました~ヽ(´▽`)/

 

昭和の大修理が終わり、装いも新たな白鷺城こと姫路城。

地元では「白すぎる城」などとも呼ばれているそうですが、

あと数年もすれば、じんわりと落ち着いた風合いに

なるのではないでしょうか。

 

個人的な感想をいえば。。。

も~~のすごい木材の量!

半端ない木材の厚み!

そして、当時は合板なんかないから、全部1枚板?

伝統工法として世界最大の建築物は奈良の大仏殿ですが、

使われている木材の量で比べるなら、白鷺城がギネスものでは?

と勝手に思っています。

 じょうかまち じゅうがん けしき ちょうぼう いりぐち
こうして模型を見ると、姫路城は平城なんですね。

千姫が暮らしていたこともあるお城とあって、まだまだ戦国時代の

名残があります。

入り組んだ通路、狭い門、銃眼、などなど。

現在のメインは天守閣だけですが、つまりはここが最後の砦、

ということなんでしょうね。

 

天守閣への入口は、全部で4箇所あるそうです。

ここを全部閉めると、誰も入れなくなるんですって。

 いりぐち2 そうこ つうようぐち 天井 でまど てんじょう ぶぐかけ
天井を支えるハリ、天井板、床板、その広さと高さ。

もう、半端ないです。

現代では作れません。

これだけの木材を手に入れるのが、まあ、不可能?

に近いのではと。。

 

気がつきましたか?

天守閣の入口は二重扉になっていて、内側は金属張りです。

外側の扉も中からかんぬきがかけられるようになってますので、

完璧篭城を意図して作られてますよね。

 

最後のpicは武具掛けです。

名の武具か。。幅を見るに多分槍かなぁと。

リーチが長い分、刀より有利ですもんね、狭いところでは。

 ぶぐかけ2 ぶぐかけ4 ゆか2
かつてはこの、30m?40m?はある廊下いっぱいに、

武器や弾薬が置かれていたことがあるなんて、

羽織袴の侍が、大勢行き来していたことがあるなんて

それが現実だった時があるなんて、

ロマンを感じるというか、残っていることが奇跡だなぁと

思ってしまうのです。

 

姫路の街も、空爆の戦禍にあっています。

ただ天守閣に

焼夷弾が落ちたけど不発弾だった。

それで生き延びた。

その前は明治の改革で、本当は壊されるところを

たまたまお城をまるごと買った商人がいて生き延びた。

 

そんな不思議なめぐり合わせがこのお城にはあります。

 もけい ゆか5 しゃちほこ
修理のために作られた、20分の1スケールのお城の模型。

本当に木造建築ですねぇ。

 

昭和の大修理で補修された部分。

と、鯱。

 

あと、お城の中はかなり暗いです。

窓から差込む光がないと真っ暗です。

写真はかなり感度を上げて撮っているので見えていますが、

人の目はもっと暗く写ると思います。

 

そこここに闇が残る時代、人々が異形の者を怖がったとしても、

無理ないかな、と思います。