さて、不動産業界に足を突っ込んで長い人なら、
表参道ヒルズが建つ前、同潤会アパートがあった時代を
ご存知の方も多いでしょう。
ウィキで調べると、いろいろな情報が出てきますが、
平たく言えば、日本で作られた一番初期のマンションの一つでした。
老朽化が進んだため今は壊され、表参道ヒルズが建っています。
ただそのごく一部が、表参道ヒルズ参番館・同潤館として
名残をとどめています。
室内はだいぶ改装され、商業施設になっていますが、
昭和の残り香を感じ取ることができるのではと思います。
建物は階段のみの3階建て。
2階までは店舗になっていますが、3階はどうなっているんでしょう?
まだ人が住んでたりするのかな。。。
上がってみなかったので、詳細は不明です。
室内は、元々は2DKタイプと記憶しています。
当時は職業婦人のあこがれの住まいだったそうです。
店舗の中の写真は撮れませんでしたが、マンション入口の写真は
撮れましたので、雰囲気だけでも伝わればと思います。
オートロックなし、エレベーター無し、ガスや水道はどうなってたのかな、
水洗トイレだったのかな、洗濯機はベランダかも。
今と比べると何もないと言ってもいいぐらいのマンションでした。
防犯云々に気を配る必要もあまりなかった時代なのでしょう。
今とかつてと、どっちが暮らしやすかったかとか
あれこれ考えてみるのも、面白いかもしれませんね。 |