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小石川後楽園の話の続きです。
どうぞしばらくお付き合いくださいね。
小石川後楽園の入り口を正面に見て左側に、
長い塀があります。
その一部が石垣になっているんですが。。。
その石垣の石の表面に、何やら文字が。 |
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落書き?
暗号?
でも、ノミの跡っぽいギザギザもあるし、
石に落書きをするもの好きも、そんなに居なさそうだし、
何やらそろっているし。。。 |
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入り口の看板を見ると、やっぱり!
昔々江戸城を支えていた石垣の一部を
移築したものなんですって!
石垣が発掘された場所とか、石組みの方法とか、
色々書いてありましたが、
備中は成羽藩の領主、山崎家の印なのだそうです。 |
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400年前の江戸城築城の折、名もない誰かが
一生懸命掘って刻んで運んで積んで。
そして歴史の流れで今ここにあるんだ~。
すごいね。。
400年も残る仕事を、昔の誰かはやっていたんですね。
今から400年後、何が残っているのやら。
「悠久」 って漢字を思い出したことでした。 |